文明の利器は脳の大敵 - やる気倶楽部の活動日誌

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文明の利器は脳の大敵

人間は猿から進化したといわれる.

その進化の過程で脳の容量が飛躍的に増大してきた。

現代人の脳はおよそ1400グラム程度の組織である。

進化した脊椎動物の脳は基本構造がよく似ている。

どの脳も脳幹小脳大脳から成立っており大きさが違う。
人類の進化



魚類・両生類・爬虫類の脳は脳幹が大部分を占めている。

脳幹は反射や餌を取る行動・交尾など本能的行動をつかさどる。

魚類・両生類・爬虫類の小脳はちょっとした膨らみ程度である。

大脳は非常に小さく特に魚類・両生類は生きるための本能をつかさどる

大脳辺縁系のみで古皮質と呼ばれている。



爬虫類でやっと新皮質が出現する。

鳥類・哺乳類はさらに小脳と大脳が大きく進化しており

特に大脳の新皮質が発達し、「感覚野」「運動野」といった新しい機能を持つ。

素人目に見て鳥類では表情を感じない。

哺乳類に目を向けてみる。

進化している動物ほどなんとなく表情を感じるのは脳の発達のせいかもしれない。




霊長類では新皮質が発達し「連合野」という部分が出現する。

哺乳類の中でも高度な認知や行動ができるようになった。

人類の新皮質は大脳皮質の90%以上。

生物学的に進化してきた脳の最高峰が人類の脳である。

脳の進化は基本構造の変化ではなく新機能が付加され続けて進化してきた。




脳の研究では、1981年にアメリカのスペリー博士がノーベル賞を受賞している。

また、わが国でも七田式右脳教育を主宰する七田眞先生の研究が世界的に知られている。

七田先生は子供の潜在能力開発を実践的に行なわれたが

まだまだ脳の研究というの分野は未知の領域といえる。





まさに脳の研究は始まったばかりで、脳の働きのすべてが解明されてはいない。

左右両脳に明確な役割の違いがあることや

人間がわずか3%しか脳を使っていないことなどが分かってきたレベルだ。

脳の役割を解き明かす研究・未開発脳の開発ノウハウなどの研究がなされるようになってきている。





東京大学医学部教授の養老孟司先生の脳研究も有名である。

脳を遺伝子の方から理解するやりかたと

脳が環境の中でどう働くか(脳と外部との関係)など日本でも研究が盛んだ。

脳科学の研究をやる気につなげる研究も盛んである。

東京大学の石浦章一先生『遺伝子が明かす脳と心のからくり』(東京大学超人気講義録)、
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茂木健一郎先生のテレビ番組など非常に興味深い。

インターネットで脳・脳科学で検索すると溢れんばかりの脳情報である。





人類の脳力は総合的に見るとどんどん進化して

その力により科学の発展は目覚しいものがある。

人類の総合的な脳力のレベルアップによる科学の発展・便利な社会の広がりとは逆に、

個人的に自分の脳力を客観的に見てみると昔の能力が落ちてきている傾向にある。





老化もあるだろう。

パソコンの利用による脳力の後退(たとえば漢字は読めるが書けなくなる)

カーナビの便利さにより地図が読めなくなる、

計算機の利用で暗算ができなくなる等々。





文字の無い時代の人が何かを伝承する際を思い起こす。

詩にしたり口伝で伝えていることから考えると

せっかく進化した脳力を「便利さ」が衰退させているように思えてならない。

文明の利器は脳の大敵かもしれない。

(担当:熊五郎)

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