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はやぶさが持ち帰ったイトカワの微粒子 世界初でも事業仕分け?

2003年5月9日13時29分25秒(日本標準時)に宇宙科学研究所(ISAS)が打ち上げた。

イトカワとはやぶさ


小惑星探査機:はやぶさ(第20号科学衛星MUSES-C)が

今年6月小惑星:イトカワから紆余曲折を経て奇跡的に帰還した。

宇宙科学研究所(ISAS)は現在、宇宙航空研究開発機構の下部組織である。

持ち帰ったカプセル内部で確認された微粒子について

11月16日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は「ほぼ全部がイトカワ由来の物質と判断した」

と発表した。





地球から約3億キロ離れた小惑星:イトカワで地表物質を補足した事自体奇跡的だ。

しかも月より遠い天体の地表から地表物質の回収に成功したのは人類史上初めての快挙。

アメリカが宇宙空間から彗星のちりを回収したことはあるが

月以外の天体に着陸して戻った探査機は無い。

太陽系の起源解明につながる貴重な試料を持ち帰ったことは、

宇宙科学にとって大きな貢献である。

はやぶさ計画は最大の目的を達成した。





日本の宇宙科学分野におけるこの大成功は、

プロジェクトチームが度重なる危機をあらゆる技術的なアプローチで克服した脅威の粘り。

あきらめない達成動機。

宇宙の過酷な環境による劣化で機能が次々失われても、

別の機能を使って乗り切る離れ業の数々。

絶望視された帰還を奇跡的に実現した。





これらの経験は、技術的・科学的な成果以上に

次の世代の宇宙科学者を育てるため何かを得たはずだ。





宇宙航空研究開発機構(JAXA)は後継機:はやぶさ2の計画を進めている。

はやぶさ2は、目標の小惑星と地球との位置関係等の緒状況から、

2014~2015年に打ち上げないと次の機会は10年以上も先になるとのこと。





文部科学省は昨年夏に今年度予算の概算要求に17億円を盛り込んだ。

しかし政権交代を受け鳩山政権下で5000万円に縮小、菅内閣では3000万円に縮小。

結局「はやぶさ2」は製造着手できなかった。

財政状況が厳しいなか、宇宙開発の今年度予算は3390億円で前年比2.6%の減少。

今後も大幅増は見込めないが、世界最先端の惑星探査技術を更にレベルアップしてほしい。

独自能力の高い衛星や探査機を製作する技術は日本のお家芸。

柔軟な発想や精密な技術による日本の伝統的な宇宙開発の強みを

財政事情により消滅させてほしくない。





日本の最先端技術・次世代スーパーコンピューターの開発予算に「ノー」を突きつけた

「(コンピューター性能で)世界一を目指す理由は何か。2位ではだめなのか」という

仕分け人:蓮舫参院議員(現行政刷新大臣)の発言。

事業仕分けによって色々な無駄遣いを洗い出し整理することは重要な事だと思う。

事業仕分け


費用対効果も重要。無駄の削減も必要。

「2位でもいい」と思うこともある。

明日、18日9時30分からワーキンググループAでJAXAの事業仕分けが実施される。

①国際宇宙ステーション開発に必要な経費
②地球観測衛星の開発に必要な経費
③JAXA運営費交付金
④JAXA施設整備に必要な経費

などが仕分けの対象となっているが、はてさてどのようになるのか?

しかしやはり「世界初」「世界一」というのは根拠無く気分がいい。

気分がいいということは、人間の活動にとってもっとも大きな栄養になる。

無駄を単なる無駄でなく

成果や形では表わせない何かを活用出来るようにすることも重要ではないだろうか?

(担当:熊五郎)
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