年末ジャンボ宝くじを当てたような足利六代将軍:義教 - やる気倶楽部の活動日誌

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年末ジャンボ宝くじを当てたような足利六代将軍:義教

今回は年末ジャンボ宝くじではないが

くじ引きで将軍になった日本史を見渡しても稀有なトップを紹介する。

足利義教

六代将軍:足利義教(よしのり)、「魔将軍」「万人恐怖」といわれる。

織田信長の100年前に、織田信長の如き政治を行なった。




室町幕府は南北朝の動乱の中、足利尊氏が征夷大将軍になって開いた幕府だ。

二代足利義詮の時代を経て、三代足利義満の時代に安定した。

義満は鹿苑寺金閣を建立し明国との勘合貿易で有名である。

また天皇になろうとした将軍ということでも有名である。

義満の治世が室町幕府の最盛期のようなイメージがある。




その後、義満の嫡男:四代足利義持は目立たないが安定期を創出した。

嫡男の足利義量(よしかず)に五代将軍を譲ったが

その義量が早世したため四代義持が幕府トップに返り咲いて実権を握っていた。

しかし義持が応永35年(1428年)に後継者を定めないまま死の床につくと

六代将軍はなんと、出家していた義持の4人の弟達の中から

「籤引き」で選ばれることになってしまった。


籤引きの結果、天台座主の義円が還俗して

義宣と称し(後に義教と改名)六代将軍に就任した。

この経緯から義教は世に「籤引き将軍」と呼ばれた。

後に「魔将軍」「万人恐怖」と呼ばれる

六代将軍:足利義教(よしのり)の誕生である。




彼は守護大名の家督相続に介入することで将軍権力の強化を図り、

およそ10年で室町幕府の支配圏を最大版図にした。

その間、関東を押さえていた同族の第四代鎌倉公方:足利持氏を滅ぼし(永享の乱)、

また比叡山をも屈服させた。

信長のように比叡山を直接焼き払ったわけではないが、

結果として比叡山は炎上した。




過度な独裁政治は、粛清の刃を武家だけでなく公家にも容赦なく向けられた。

当時の公家の日記には、些細なことで罰せられ所領を没収された

多くの者達の名が書き連ねられている。

伏見宮貞成親王の日記『看聞日記』は義教の政治を「万人恐怖」と書き記している。

このような政治が将軍権力を強化した。

幕府を支えてきた守護大名・宿老たちにも不安と恐怖を与えたはじめた。

当時の幕府最長老格:赤松満祐は義教に疎まれるようになり所領没収の噂に怯える。

同族(庶流)の重用による自身の立場の不安定。

あげくに大和出陣中の一色義貫土岐持頼が義教の命により誅殺された(大和永享の乱)。

「次は義教と不仲の満祐が粛清される」との風説が流れはじめ、

満祐は「狂乱」したと称して隠居。

義教の敵はすべて消え、側近や宿老は自分の言うことを聞くもので固め、

絶頂期を迎えるに見えた。

織田信長と酷似する。



そして運命の日:嘉吉元年(1441年)6月24日、

赤松満祐の子の赤松教康は、結城合戦の祝勝の宴を催し

松囃子(赤松囃子・赤松氏伝統の演能)を献上したいと称して

西洞院二条にある邸へ義教を招いた。





酒宴たけなわの折、背後から襲い掛かった赤松家きっての豪の者:安積行秀により

一瞬にして首を刎ねられてしまった。

宴席は義教側近たちも含め血の海となった。

逃げ帰った者達も、赤松の単独犯行とは夢にも思わず、様子見をするばかり。

結局、赤松一党は領国に帰り抵抗を試みる。(嘉吉の乱

嘉吉の乱

突然独裁者を失った幕府は、

管領の細川持之の指導力が欠如しており、

義教の嫡子千也茶丸(足利義勝)を次期将軍と決めるも、混乱を極めた。



義教の葬儀を終えた幕府は、ようやく討伐軍を派遣し、

山名一族の活躍で赤松討伐に成功した。

山名持豊(宗全)は満祐を討ち果たしたことによって播磨守護職を与えられた。

山名一族は義満時代の明徳の乱で敗れて勢力を低下させていたが、

一気に回復し、管領細川家と力を競うようになった。

その後の応仁の乱の主役となり、

結果、幕府の力を衰退させ戦国時代へと続いていく。

応仁の乱以降戦国の世と言われるが、

義教暗殺がその引き金を引いたといえよう。




足利義教と織田信長は、政治感覚の先進性、決断力、

比叡山をはじめとする宗教勢力への対応、

部下から恐れられるところなど共通性が高い。

最後は側近と言われる部下に裏切られて暗殺されるところまでそっくりだ。




優れたトップも、部下に怖がられるようでは先が無いというのは歴史が証明している。

多少能力が低くても、自らを補ってくれる優れた部下に信頼される器のトップが

成功していることも歴史が証明している。

宝くじの高額当選者がその後の人生を狂わすことが多いこと

これも義教と共通項かもしれない。

(担当:熊五郎)
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