中国エリート教育の成果 学習到達度調査(PISA)でダントツ1位 - やる気倶楽部の活動日誌

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中国エリート教育の成果 学習到達度調査(PISA)でダントツ1位

OECD生徒の学習到達度調査(Programme for International Student Assessment)というものがある。

経済協力開発機構(OECD)による国際的な生徒の学習到達度調査であり頭字語からPISAと呼ばれる。

2000年に第1回調査、2003年が第2回、2006年に第3回調査が行なわれ、2009年に第4回調査が行なわれた。

15歳3カ月から16歳2カ月の生徒が対象である。

数学的リテラシー・読解力・科学的リテラシー・問題解決能力をテストする。

※問題解決能力は年度により行なわれていない




日本の成績は以下のとおりである。

・2000年 数学的リテラシー1位、科学的リテラシー2位、読解力8位

・2003年 数学的リテラシー6位、科学的リテラシー2位、読解力14位

・2006年 数学的リテラシー10位、科学的リテラシー6位、読解力15位

・2009年 数学的リテラシー9位、科学的リテラシー5位、読解力8位


ゆとり教育がもたらした結果といえそうだ。




今回初めて参加した上海(中国)は、数学、科学、読解の全科目で、

圧倒的な得点差でダントツ1位を記録した。

上海だけではなく香港も数学3位、科学3位、

中国系が主流のシンガポールも読解5位・数学2位・科学4位と善戦している。

台湾も数学で全体5位・最上位圏(5%)の順位が3位となっており非常に高い水準だ。




一方で、これまで各分野で1、2位を占めて話題になったフィンランドは

数学で6位に後退している。

アメリカに至っては多くの科目で23~24位前後。

中国・韓国・台湾・シンガポールの上位独占となりアジアの優位が鮮明となっている。




上位の国は、徹底したエリート教育を低学年から行なっているのが共通点。

しかし中国などは上海などの都市部に偏った実施であったなど調査方法に疑問が残る

中国エリート教育
※実験学校(優秀校)の生徒たちは正規の授業が終わった後も教室に残り勉強する

しかし地域的とはいえ集中したエリート教育の成果であることは間違いなさそうだ。

日本でも有名進学塾に通う生徒ばかりを調査すれば順位は変ってくるのだろう。




ここでも今の中国の勢いはすさまじい。

突出した頭脳を養成することが人類の進歩に寄与することは間違いない。

しかし13億人のうちの少数エリートと一般国民との摩擦は心配の種だ。

国民性として「科挙」に命をかけてきたDNAは脈々と生き続けているようだ。

科挙
※科挙試験の様子

(担当:熊五郎)
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