西郷隆盛 「急速は事を破り、寧耐は事を成す」 - やる気倶楽部の活動日誌

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西郷隆盛 「急速は事を破り、寧耐は事を成す」

江戸城の無血開城を実現し260年の徳川幕府に引導を渡した「明治の巨人」・西郷隆盛
西郷隆盛

彼は器の大きな人物だったと同時代に生きた多くの人財が口を揃えて言う。

何がそんなに器が大きいと言わしめたのか?

しかしその評価は分かれるところである。

「歴史上稀に見る英雄」と褒め称えられるかと思えば、

「時代錯誤で封建制の巨魁」と批判もされる。




西郷という人物の器の大きさを示す逸話がある。

戊辰戦争に際し薩長新政府軍に果敢に抵抗した庄内藩

鳥羽伏見の戦いの契機となった江戸薩摩邸焼き討ちの主力であった。

降伏したとき、これらのいきさつから厳罰を覚悟していたが

非常に寛大な処置に落ち着いた。

この処置こそ西郷の意向であった。

そのことを後に知った庄内藩士たちは感激し西郷を慕うようになる。

江戸城無血開城でも然りである。



西郷がよく使った言葉に「敬天愛人」というものがある。

「天を敬(うやま)い、人を愛する」と読む。

意味は解釈が多々あるが、概ね以下のようである。




人にはそれぞれ天から与えられた「天命」ある。

人は「天命」に従って生きているものだから、

人はまず天を敬わなければならない。

天は「仁愛」

天は人々を平等に愛してくれるのだから「天命」があるなら

天が人々を愛すように人は自らも他人に対して、

天と同様「慈愛」を持って接することが重要である。

西郷のこのような考え方が「器の大きな人物」と言わしめたのだろう。

京セラの稲盛和夫氏も好んだ名言である。
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大日本帝国憲法発布の特赦によって西南戦争での西郷の賊名が除かれた際、

庄内藩士たちが西郷の教えを後の世に伝えるべく

『南洲翁遺訓』としてまとめた。



「敬天愛人」のほか有名な言葉として

「急速は事を破り、寧耐は事を成す」というものがある。

物事はあわてて取り組むと失敗するが丁寧に進めれば成功するという意味である。

これは西郷自身の言葉ではないようだが好んで語っていた。



現代の経営についても当てはまる。

経営のスピードが重要なことは誰もが認めるところである。

しかし西郷が言っているのは「あわててはいけない!」ということだ。
(担当:熊五郎)
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