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期待することの効果とは…(ピグマリオン効果)

こんにちは、やる気倶楽部です。
猛暑が続きますが、皆さん体調崩されてませんか?

さて、今日はやる気を「心理学的」に見たときのお話です。
突然ですが、ピグマリオン効果、というのをご存知でしょうか?
やる気1号、恥ずかしながら知りませんでした…
(それでホントに「やる気倶楽部」なの?という声が聞こえてきそうですが)

※ピグマリオン効果
ローゼンサールとジェイコブソンという研究者が、ある小学校で「将来の知能の増加を予測する検査」を行い、担任の教師に「知能の増加が期待できる子」「そうでない子」の情報を伝えました。

じつはこの検査は単なる知能検査で、将来の増加を予測することなどできないものでした。
「知能の増加が期待できる子」「そうでない子」については無作為に割り当て、担任の教師に伝えていました。つまり、担任の教師は一部の子どもに対して「知能が伸びるはず」という「偽の期待」をもたされていたというわけです。

ところが、数ヶ月後に再度知能検査を行ったところ、小学校1,2年生においては「伸びる」と(教師に)期待されていた子の方が、期待されていなかった子に比べて実際に知能の増加率が大きいという結果になりました。
本来は知能には違いが無いはずの子どもに、「教師の期待の有無」が授業を通じて「実在の差」として表れてしまったというわけです。

「期待の差」が実際の結果へどのような影響を及ぼすか、については「無意識のひいき」が影響しているといわれています。つまり、期待している子どもが質問に答えられないような場合には、助け舟を出したり、質問の仕方を変えたりするのに対し、期待していない子どもにはそのようなことをあまりしない、という様子が見て取れるそうです。(参照:『絶対役に立つ教育心理学』藤田哲也編著 ミネルヴァ書房)


概要はお分かり頂けたでしょうか?
簡単に言えば期待の有無によって結果は異なる、ということですが、もちろん100%とは言い切れません。

ただ、この結果をもって言えることは「教える側が期待をもって接すれば、子どもは伸びる」ということです。
(もちろん、特定の子どもに対する「ひいき」への危険性を示してもいます。)
これは、単に子どもに対してだけでなく、職場や家庭においても同じことが言えそうです。

「あいつは何をやっても駄目だ」
「うちの子はドジでいつも失敗ばかり」
こういう否定から入れば(ピグマリオン効果の観点からいけば)失敗する可能性が高い。

「あいつは必ず上手くやってくれる」
「うちの子はきっと伸びる」
こういった期待を持って接すれば、成功にぐぐっと近づく。

実績や行動に基づいた予測・可能性とは別に、やはり上司や親、教師は「期待」を持って接することが大切なような気がします。サッカー日本代表の岡田監督も、決して希望を捨てていなかった、と言っていました。よいたとえかどうか分かりませんが、監督が心の底で諦めていたのでは、確かに良い結果も産まれなかったでしょう。

皆さんも、ぜひ「期待」を持って人と接してみて下さい。
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