柳生新陰流、無形の位とは - やる気倶楽部の活動日誌

やる気倶楽部の活動日誌 ホーム » スポンサー広告 » コラム » 柳生新陰流、無形の位とは

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

柳生新陰流、無形の位とは

徳川家の剣術指南として有名な柳生新陰流

柳生宗矩(やぎゅう むねのり)が徳川家康に仕えたことから始まる。

その子・柳生十兵衛三厳(みつよし)は、
柳生親子
※左が宗矩、右が十兵衛

千葉真一が演じた東映映画「柳生一族の陰謀」などで知られている。

柳生一族の陰謀.


柳生家はもともと大和国の山間部の土豪で、

筒井氏や松永弾正に仕え織田信長にも早くから近づくなど

次々と主を変えながら生き延びてきた。

しかし秀吉の時代は不遇であったようだ。



そのころの当主は宗矩の父・柳生宗厳(石舟斎)である。

柳生宗厳

彼は上泉伊勢守信綱から新陰流を学んだという。

石舟斎は信綱から無刀取りという技を伝授され完成させた。

刀に頼らずに勝ちを得るという究極の技である。

石舟斎は歌に、

「万物は 無に体するぞ 兵法も 無刀の心 奥義なりけり」と詠んでいる。

すべての物体は無に帰するものである。

刀の道も同じで、無刀こそ究極のものである、という意味だ。

無刀取りは、自分も相手も傷つけることなく相手を制する技だ。

武道の最高の境地にたどり着いたものである。



また新陰流の剣の構えに「無形の位(むぎょうのくらい)」というものがある。

剣を持った手をだらりと下げ敵の前に立ちつくすという構えである。

一見無防備なようだが、これこそ敵のいかなる攻撃に対しても

千変万化・自由自在に対応できるものである。



これを受け継ぐ柳生新陰流に注目した徳川家康は、

後に無刀取りに国の経営の要諦を見たと言ったという。

現代社会の会社経営にも通ずるヒントではないだろうか?

確かにマニュアルなどは必要かも知れないが、

マニュアルに書いていないことが起った時、

自在に対応できる「無形の位」でいることが、実は正解かもしれない。

「無刀取り」と「無形の位」が厳しい現代社会を乗り切る鍵ではないだろうか?

※柳生石舟斎のことを小説にしたものがあるので紹介しておく。
柳生石舟斎 (レグルス文庫)柳生石舟斎 (レグルス文庫)
(2003/12)
吉川 英治

商品詳細を見る


(担当:熊五郎)
コメント
非公開コメント

トラックバック

http://yarukiclub.blog130.fc2.com/tb.php/287-d38b607c

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。