むやみに報酬を与えるとやる気が失せることがある - やる気倶楽部の活動日誌

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むやみに報酬を与えるとやる気が失せることがある

1960年代ころまで、多くの心理学者たちは金銭や品物などの物質的な報酬が、

人間の内発的動機づけを高める効果があると考えており、それが常識であった。

しかし1970年代に入って、このような物資的・金銭的な報酬など

外的報酬(外から与えられる報酬)が人間の内発的動機づけを

低下させることが実験によって確かめられてきた。




ボランティア活動や何かゲームをするような場合など、

誰かの役に立つことで嬉しくなったり満足することや、

ゲームを楽しみ目指すゴールを達成したいというように、

自分自身の内面のからの内発的動機付けから行っているものだ。



こういう内から湧いてくるやる気に対して、

ある日突然、ボランティアをしたら1万円貰えるとか、

ゲームをうまくゴールしたらお小遣いがもらえるなど、

金銭などの報酬(外発的報酬)が貰えることになったら、

元々、金銭などの外的報酬が欲しくて行なったわけでもないのに、

その後外的報酬がなければ、その行動(ボランティアやゲームなど)をする

「やる気」が起こらなくなるということが実験で証明されてきた。




このような内発的動機づけによって行っているような行為に対して、

なにかしらの報酬を与えるといったような、外発的動機づけをすると、

それによってモチベーション(動機づけ・やる気)がなくなってしまうという現象のことを

アンダーマイニング効果(過正当化効果)という。

アンダーマイニング効果




つまり無意識のうちにボランティアやゲームの達成目的に対して求める対価(価値)が、

人の役に立つ満足感や達成感などが得られるから行動していたのに、

金銭を得るための行動に変わってしまったのである。

そうなると金銭や報酬が得られないなら行動する意味が無いと

無意識に判断してしまったのである。

行動の対価(価値)が満足感や達成感から金銭・報酬に置き換わってしまったのである。



一生懸命勉強していて100点をとった子供に、

100点とったらお小遣いをあげようなどという考えは捨てなければならない。

(担当:熊五郎)
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