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教育効果があがる褒め言葉 エンハンシング効果

以前、内発的動機付けによって行なわれている行動に外的報酬を与えると、

内発的動機付けが低くなるというアンダーマイニング効果を紹介した。

アンダーマイニング効果


物理的な報酬や金銭的な報酬では、

アンダーマイニング効果が生じることが結構あるようだが、

外的報酬がすべてアンダーマイニング効果を示すわけではない。




言語報酬(褒める)などの外的要因が逆に内発的動機づけを高める場合があることも実験で証明されている。

これをエンハンシング効果という。



1925年、ハーロックは、称賛(praise)や叱責(reproof)等のはたらきかけが、

児童の学習成績にどのような影響を及ぼすかを実験し

称賛効果を客観的に裏づけエンハンシング効果を証明した。



ハーロックは、4組に分けた子供たちを4日間テストをさせて彼らの成績の向上を調べた。

A組の子供たちには4日間とも皆の前で一人一人の名前を読んで

前日のテストの成績が優れていて成績が上がったと褒めた。

B組の子供たちにはA組に子供が褒められたあとで、

皆の前で前日のテストの成績が悪いと厳しく叱責した。

C組の子供たちはA組やC組の子供たちと同じ部屋で学習しているが、

他の子どもがほめられたり叱られたりしているのをその場で見て耳にしてはいるが、

何ひとつ直接的な言葉かけは為されなかった。

D組の子供たちはA組、B組、C組の子供たちとは別の部屋で学習していた。



ハーロックはA組を称賛群、B組を叱責群、C組を放任群、D組を統制群と呼んだ。

Aの称賛群は日を追うに連れて学習成績が向上し、

5日目には極めて優れた成績を残した。

外発的動機づけとしてのほめ言葉や激励は、

それが与えられているうちは作業量を増大させ、

学習を促進する上で効果的であることがわかる。



Bの叱責群は、2日目の成績は優れていたものの、

3日目からは成績が次第に低下する傾向にあった。

叱責の場合は、最初の段階では大きな効果が認められるものの

効果の持続性という点で称賛よりも低いことがわかる。



C組の放任群は、2日目に僅かながら成績が向上したが、

その後は目立った成績の向上は見られなかった。



D組の統制群では成績向上の変化は4日間ともほとんど無かった。



ハーロックの研究では言語報酬としての称賛に教育的効果があることを実験的に証明し

言語報酬がパフォーマンスを高めることも明らかにした。

やはり子供は褒めてあげるのが一番よいのだろう。

(担当:熊五郎)
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