マーク・トゥエインの小説『トム・ソーヤーの冒険』心理学におけるソーヤー効果 - やる気倶楽部の活動日誌

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マーク・トゥエインの小説『トム・ソーヤーの冒険』心理学におけるソーヤー効果

「ソーヤー効果」とはトム・ソーヤーから来た心理学、

モチベーションに関する言葉である。 

トム・ソーヤーと言えば、マーク・トゥエインの小説

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トム・ソーヤーの冒険』の主人公で遊びの天才、いたずら大好きの少年である。

そんなトム・ソーヤーが「ソーヤー効果」という言葉でビジネス書に登場してくる。




“やらなければいけないことが、やらなくてもいいのにやりたくなる”のがソーヤー効果である。

ソーヤー効果を考えるにあたり、やらなければいけないことが仕事。

やらなくてもいいのにやるのが遊び。

どういうことか「トム・ソーヤーの冒険」にのっているエピソードで説明する。

トムソーヤ



トムはおばさんの家の大きなフェンスのペンキ塗りを命じられた。

とても退屈な“やらなければいけない”仕事である。

そこに友人ベンがやってきた。


ベンが「大変な仕事だね。気の毒に。」と言った。

そのとき、トムはあることをひらめいた。

トムは「いやいや、このペンキ塗りが楽しいんだよ。こうやって存分にペンキを塗れるなんて最高さ!」と返す。

それを見ていたベンは自分にもやらせて欲しいと頼むが、トムは断った。

何度かこのやり取りを繰り返すが、ベンが、ついに「じゃあリンゴあげるから、オレにもやらせて!」

トムは、この言葉を待っていたのだ。

ベンがこう頼み込むまでトムはペンキ塗りをやらせなかったのである。




その後、他の友人が通るたびにトムの策略にひっかかり、

結局、広大なフェンスのペンキ塗りはほとんど友人がやってくれたというわけである。

トムは自分の仕事を友達の遊びに変換することに成功したのだ。

つまりモチベーション2.0から3.0へレベルアップしたと言えよう。

“やらなければいけないこと(=仕事)”から、

“やりたくなること(=遊び)”へ変換する技術がソーヤー効果である。




ダニエル・ピンク氏の『モチベーション3.0』では

モチベーション2.0をアメとムチの仕組みと説明している。

2.0のレベルでは「報酬」によって「仕事」の成果を得るのである。

ところがこの「報酬」は、実はクリエイティブな仕事に対して

創造性を低下する逆効果があることが実験的に証明されている。

“やりたいからやる”というレベルでは創造性が発揮できるのに対して、

報酬によって“やらされる”立場に変わった瞬間に創造性が失われる
ということだ。



つまり先ほどとは逆で、遊びに報酬がついた瞬間に、

仕事に変わってモチベーションがダウンするということ。

これもソーヤー効果の一種でネガティブな意味合いを持つ。

自発的な動機こそが「やる気」の源泉で、

仕事には“やりたくなる”という遊び感覚が最も重要なのではないだろうか。

(担当:熊五郎)
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