自閉症の症状改善に効果があるとされる脳内ホルモン「オキシトシン」 - やる気倶楽部の活動日誌

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自閉症の症状改善に効果があるとされる脳内ホルモン「オキシトシン」

脳内ホルモン「オキシトシン」という物質がある。

脳の視床下から分泌され、これまで女性らしいこと(例えば母性愛など)をするときに働く

ホルモンと考えられてきた。

オキシトシンは出産時に大量に分泌され、子宮収縮などに作用し、陣痛促進剤などに使われる。



最近、他の人を認識したり、愛着を感じるなどの心の働きに関連するという研究報告も出ている。

オキシトシンが分泌される神経系は、ドーパミンを分泌する神経系の近くにあり、

オキシトシンとドーパミンは深く関与しあっているという研究報告もある。

ドーパミンが放出されると、連鎖的にオキシトシンが放出されるということも解ってきているそうだ。

実際に、オキシトシンの分泌が高まると、愛着感が出てきたり、

逆に分泌が少ないとよそよそしい気持ちになったりする。

オキシトシン②


オキシトシンが不足すると、社会性が悪くなるという傾向が見られる。

先日、4月26日の新聞発表で、金沢大の研究グループが、

自閉症の症状改善に効果があるとされる脳内ホルモン「オキシトシン」が、

自閉症の人に多い考え方や感じ方をする人に対し、

効果があることを脳内の反応で確認したと発表した。

オキシトシンの働きを活かした、自閉症の新薬や治療法の開発などに役立つものと期待する。


以下、新聞記事の引用

※金沢大の研究グループが26日、自閉症の症状改善に効果があるとされる
脳内ホルモン「オキシトシン」が、自閉症の人に多い考え方や感じ方をする人に対し、
効果があることを脳内の反応で確認したと発表した。
同大附属病院の廣澤徹助教(脳情報病態学)は、
「自閉症の人のうち、どんな性格の人に効果があるかが分かった。
自閉症に起因する精神疾患などの治療にも役立てたい」と話している。
オキシトシンは出産時に大量に分泌され、子宮収縮などに作用し、
陣痛促進剤などに使われる。
近年、他者を認識したり、愛着を感じるなどの心の働きに関連するとの研究報告も出ている。
研究グループは、20~46歳のいずれも男性の被験者20人に
「喜び」「怒り」「無表情」「あいまいな表情」の4種の表情をした37人の顔写真を提示。
全員にオキシトシンを鼻の中へ吹きかけ、投与の前後で写真の人物の表情を見た時の脳の反応を、
脳神経の活動を示す、脳内の磁場の変動を計る脳磁計で調べた。
オキシトシンの投与前には、怒っている人の顔を見た時、
脳内に被験者全員が敵意を感じたことを示す反応がみられた。
投与後は、敵意を感じた人と、あまり感じなくなった人とに分かれた。
敵意を感じなくなった人たちは、心理学のテストで
「理屈っぽく、物事をあいまいにせず、突き詰めて考えないと気が済まない傾向がある」
とされた人たちだった。
自閉症の人にはこのような傾向が強いという。
研究成果は、同日に英科学誌サイエンティフィック・リポーツ電子版で公開された。
廣澤助教は、「オキシトシンの働きを生かし、新薬や治療法の開発などに役立てたい」と話している。

(担当:熊五郎)

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