やる気が出る脳のだまし方 - やる気倶楽部の活動日誌

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やる気が出る脳のだまし方

こんにちは、やる気倶楽部です。
我々は、いわゆる専門家ではありませんので、やる気というものを考えるときに、いろいろな研究を参考にします。
そこで、本日はいわゆる「脳科学」に近いお話をご紹介したいと思います。

池谷裕二が指南!やる気が出る「脳」のだまし方(プレジデントロイター プレジデント 2009年3.2号)

脳は飽きっぽくできています。「三日坊主」に悩む人が多いのも当然です。解決策は「脳をだます」ことでしょう。1つのポイントは「淡蒼球(たんそうきゅう)」という脳部位です。淡蒼球は「やる気」や「気合」など日常生活で大切な基礎パワーを生み出すといわれています。自分の意思で淡蒼球を動かすことはできません。しかし、ご紹介する「4つのスイッチ」を使えば、淡蒼球を起動させることが可能です。

1つ目のスイッチはBody(身体)。身体は脳の支配下にあると思われがちですが、本当は逆で、カラダが主導権を握っています。進化の過程を思い出してください。脳とカラダのどちらが先に発達したか。もちろんカラダです。カラダのない動物はいませんが、脳のない動物はいくらでもいます。脳は進化の歴史では新参者なのです。「楽しいから笑う」のではなく「笑うから楽しい」、「やる気が出たからやる」のではなく「やるからやる気が出る」のです。

日曜日の朝、平日より遅く起きていませんか? 起床のリズムを崩すことはおすすめできません。趣味や勉強の時間もあらかじめ決めておくといいでしょう。場所の移動も効果的です。新幹線や飛行機では、なぜか集中できるという人も多いのではないでしょうか。最近の研究で身体を動かさずとも、動いているという感覚があれば、脳が活性化することがわかっています。

2つ目はExperience(経験)。日常生活の体験は「海馬(かいば)」を通じて、貴重な記憶や知恵として脳に貯えられます。

「海馬は脳の最高幹部だ」といわれます。脳を企業にたとえると、もっとも重要な指令を下すのが社長である海馬。日常生活で初めて経験するような事態では、海馬が淡蒼球などを総動員して事態に対応します。しかしいつもと同じ経験では、わざわざ海馬が顔を出す必要はありません。部下だけで処理を代行できる。つまりよほど重要なことでない限り、海馬にまで情報は届かない。海馬のためにはいつもと違う要素を取り入れるのが効果的なのです。

そのためには「形から入る」「身銭を切る」「人を喜ばせるためにやる」などがおすすめです。また脳研究では「準備の心(プリペアードマインド)」という概念が知られています。事前に「続かなくて当たり前」と気楽に構えておくと、長続きします。

3つ目はReward(報酬)。ごほうびの喜びは「テグメンタ」という脳部位を活性化させ、快楽物質であるドパミンを出します。ドパミンは淡蒼球に直接働きかけるため、ごほうびとやる気とは強い相関があります。

お金や食べ物も報酬になりますが、何よりのごほうびは達成感でしょう。目標は小さくしつつ、腹八分目でやめるというのがおすすめです。

4つ目はIdeomotor(イデオモータ)。「念ずれば通ず」はウソではありません。たとえば「コックリさん」という遊びはイデオモータの一種だとされています。強く念じることで、無意識のうちにカラダが動く。成功のイメージを具体的に描き、その自分に「なりきる」ことでやる気が引き出されます。

脳の情報処理というのはパラレルに行われます。その意味で、「趣味は仕事のリトマス試験紙」だといえるかもしれません。仕事がうまくいかないときは、趣味には集中できませんよね。一流の人は、4つのスイッチを無意識のうちに使い、趣味を通じて、仕事にも弾みをつけているのでしょう。
(以上、引用終わり)



今日ご紹介したお話、実はさまざまな方面で(プロを含めて)既に実践されています。
例えば「Body」について。
脳と体の関係性でいけば、脳が体を支配しているのではなく、体が脳を支配している。
楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しい。
接客業のマニュアルには、これを応用しているものがたくさんあります。
■口角を上げて笑顔を作る。(笑顔でいれば、自然と楽しい気分になってくる。)
■背筋を伸ばし姿勢を正す。(姿勢がよくなれば、自然と落ち着いて清々とした雰囲気が出る。)
これらは単に見た目の問題でなく、実践する本人の意識を変える意味が大きいのです。
(この方面では「接遇」の平林都氏がおなじみ。エチカの鏡でも有名ですよね。)


似たような話で、「過去のトラウマ」を解消する方法があるということをつい最近聞きました。
(思い出すと胸がチクっと痛む。落ち込む。そんな経験ありませんか?)

そういう事をふと思い出したとき、声を出して笑ってみるのです。そして、
「あ~~~!あのときは楽しかったな~~」
と大きな声を出すのです。


そうすると、脳がその経験を「楽しかったこと」として再認識しようとします。
これを、その物事を思い出すたびに繰り返すと、そのうち「トラウマ」としては思い出さなくなるそう。
これは、体が脳を支配していることを応用したテクニックです。
私も一度試したいと思っています。みなさんも、良かったら一度試してください。
(担当:K.M)
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