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普通の人は絶望する前に逃げてしまう(「塀の中の中学校」より)

昨日、TBSのドラマ 『塀の中の中学校』 を観ました。

俗に言う「2時間ドラマ」(実際は2時間半ありましたが)を真剣に観たのは、いつ以来でしょうか。
テレビをつけていたら始まって、つい最後まで観てしまいました。

簡単なあらすじです。

長野県松本市にある「松本少年刑務所」の所内にある、受刑者のための公立中学校「松本市立旭町中学校桐分校」が舞台となっています。(生徒は、事情があり義務教育を受けられなかった全国の受刑者から選ばれ、年齢もバラバラです。)

そこへ、本当はプロの写真家になりたかった石川順平(オダギリジョー)が赴任してきます。
夢をあきらめ公務員となり、少年院で5年間教鞭を取っていたましたが、今春になって桐分校で副担任の職に就くことに。

犯罪者への軽蔑に似た思いと、写真家への夢を断ち切れない葛藤状態で赴任した石川が、年齢も過去もバラバラの生徒達(受刑者)とのかかわりを通じて徐々に変化していく様と、受刑者それぞれの人間模様が描かれたドラマです。




読み書きができないことにより社会性を欠く。
こういう事は、簡単に想像がつきません。
ごくごく一般的な生活の中では、(現代日本においては)ありえない状況です。

そういった状況が(決して許されない事ですが)彼らを犯罪へと追い込む。
それは動かせない事実なのです。
(一般刑法犯の再犯率はおよそ4割、しかし、桐分校卒業者の再犯率はほぼゼロだといいます。)



私は、このドラマをオダギリジョー演じる石川先生の気持ちになりきって観ていました。
ドラマの中で、石川は、長年夢みてきた彼の夢を(大げさに言えば石川という人間自体を)激しく、決定的に否定されます。
(ネタバレになるので、詳細は控えますが、私ならきっと耐えられません)

そんな石川の印象に残ったセリフです。
(ドラマの最後で、旭川刑務所に戻る佐々木(大滝秀治)へ向かっていいます)



普通の人は、絶望する前に逃げてしまう



石川が何もかも絶ち、写真の世界だけに生きようとして、それを否定されていたら…
どうなっていたでしょうか。
彼は、彼の目指す道が絶たれたあと、今与えられている自分の役割を懸命に果たそうとします。
(そのあたりの描写が、もう少し深く描かれていても良かったと思いますが…)
そういうものがあるか否か。
犯罪を犯す人間の中には、真正面から絶望を味わい、法を犯してしまう人もいます。
その間にある差は、紙一重だと思います。
石川は、そのことを自身の夢が絶たれたことで知り、受刑者の気持ちを理解できるようになったのでは無いでしょうか。


再放送やDVD発売があれば、ぜひご覧下さい。おすすめです。
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塀の中の中学校 感想

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2010-10-12 21:21 │ from 声に出して伝えたくなる最新ニュース

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